頭が痒くなったりフケが出てしまうなどの症状がでる脂漏性湿疹ですが日頃のシャンプーにも何かのポイントがあるのでしょうか?
たかがシャンプーと思われがちですが、実はシャンプーの方法だけで劇的に症状が改善することがあります。
このページでは病院で脂漏性湿疹と診断された管理人が病院の先生から教わった頭の洗い方やシャンプーの方法をお教えします。
前洗い〜乾燥
1.前洗い
まず、お湯を使って髪全体を流します。しっかりと汚れを流すことによりシャンプー使用時の泡立ちも良くなります。
2.シャンプーを使って洗う
シャンプーは頭皮に直接つけずに手で伸ばしてから髪に付けます。髪を洗うというよりも頭皮を洗うイメージで洗髪するようにします。爪は立てずに指の腹で頭皮をマッサージするように洗います。
脂漏性皮膚炎の方には頭皮にカサブタなどができている場合もあるかと思いますが無理に爪で剥がしたりしないようにしましょう。
3.洗い流す
コラージュフルフルやカダソンなどの抗真菌成分を配合したシャンプーの場合は2〜3分放置してから洗い流すと頭皮に成分が浸透し痒さの原因菌をしっかりと殺菌してくれます。その後、泡が残らないようにお湯を使って十分に洗い流します。
4.乾かす
自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、痒さの原因に繋がります。タオルドライの後は必ずドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにしましょう。
整髪料などを使用している場合は?
脂漏性湿疹の原因菌は油分を好む性質を持っています。そのため、整髪料などを使用している場合は髪に付着している整髪料をしっかりと落とすために一度髪を洗い、その後頭皮を洗うために二度洗いすることがおすすめされています。
確かにハードワックスなどを使用していると一度のシャンプーで落としきれないのが洗っている段階の指通りなどでわかります。
髪にワックスなどが残っていると毛穴の詰まりなどや菌の餌になり、症状の悪化などを招きますからしっかりと落とした方が良いですね。
美容室などのシャンプーはどうする?
基本的に美容室には脂漏性湿疹の方向けのシャンプーは用意されていません。そのため、美容室でシャンプーされることによって痒みが悪化したりすることがあります。自分にあった脂漏性湿疹用のシャンプーを持参するか美容室でのシャンプーのサービスをお断るすることをおすすめします。
私の場合は行きつけの美容室に事情を説明してあり、担当の美容師の方の理解もあり、美容室に私専用のシャンプーを置かせてもらっています。
美容室側も自分たちのサービスでお客さんが苦しむのは望んでいないはずです。担当の美容師さんとある程度関係ができているのであれば一度相談してみると良いでしょう。
まとめ
脂漏性湿疹の原因はシャンプーだけではなく睡眠不足やストレスなど様々な原因があります。しかし、管理人のようにシャンプー選びや洗い方だけで症状が大きく改善することもあります。
当サイト管理人は実際に皮膚科で脂漏性湿疹と診断され様々な薬を試しましたが結局はシャンプー選びが一番重要だと感じました。
当サイトでは実際に病院で脂漏性湿疹であるという診断書をもらった管理人が脂漏性湿疹に効果のあったシャンプーをランキング形式で紹介しています。
脂漏性湿疹の方はぜひ参考にしてください。