長年使っていたドライヤーがありましたが安物のため乾くのに時間がかかり毎朝イライラしながら髪を乾かしていました。そんな時、たまたま友人の家に泊まった時に使ったドライヤーがパナソニックのドライヤー「ナノケア」。ドライヤーもこんなに進化したのか!?と言うくらいの違いを感じたのを覚えています。
早速ネットで調べてみるも「ドライヤーなのにこの値段!?」と驚いてしまうほどの高額。衝動買いとまではいきませんでしたが、やはりあの時の感動が忘れられず思い切って購入してしまいました。
と言うことで今回購入したパナソニックのドライヤー「ナノケア(eh-na98)」について、なぜこれほどの違いがあるのか?使い方や使用感なども含めレビューしていきたいと思います。
ジャーン!パナソニックのドライヤー「ナノケアeh-na98」を購入しました!
これがパナソニックのナノケアeh-na98の外箱です。カーテンにドライヤーが巻きついたような絵が書いてあります。残念なことに箱からはあまり高級感を感じません。笑
人気過ぎるあまり色を選ぶことができず勝手にシルバーになりました。まあ、初めからシルバーを選択する予定だったので問題ありませんが( ^ω^ )笑
箱を開けてみるとナノケアのドライヤーがビニールに包まれて入っていました!ビニールを取り外すといつでも使えるような状態になっています。脇にあるのは吹き出し口のカバーです。
吹き出し口のカバーを吹き出し口にカチッと音がするまで押し込めばセット完了です。とりあえず早く使いたいので昼から風呂に入ります。笑
【追記】セットノズルの注意点
以前のドライヤー
こちらが今日までお世話になったドライヤーです。マイナスイオンの機能がありますが、かなり古いドライヤーです。結構熱めの温風が出るわりには乾くのに時間がかかるドライヤーでした。
ナノケアの機能やモード
ナノケアを使う前に各スイッチやボタン、機能をおさらいします。
電源スイッチと風量切り替え
電源の入れ方と風量の切り替えは一般的なドライヤーと同じですね。ナノケアドライヤーの電源ボタンは下記の4段階です。
- TURBO
- DRY
- SET
- OFF
「ナノケア」は季節やスタイリングに合わせて4つのモードが選べる
パナソニックのナノケアは季節やスタイリングに合わせて4つのモードを使い分けることができます。画像下の「モード切り替えボタン」を押すとモードが切り替わり、上のランプ点灯位置で現在のモードが把握できます。電源を入れると「HOT」からスタートします。
各モードの特徴
- 【HOT】温風が出る。
- 【インテリジェント温風モード】周囲温度に合わせて快適な乾燥ができる温風が出ます。
- 【温冷リズムモード】周囲温度に合わせた間隔で温風モードと冷風モードを繰り返す。
- 【冷風モード】冷風が出ます。
- 【スキンモード(顔)】肌の弱い方でもダメージを受けない弱い冷風が出る。
- 【スカルプモード】地肌に優しい温風が出る。
※ =温風のモード、 =冷風のモード、 =どちらでもないモード
ナノケアの正しい使い方
せっかくなのでナノケアの力を最大限発揮するため、使用前にナノケアドライヤーの正しい使い方を調べてみました。
- タオルなどで濡れた髪を拭き、簡単に水気を取る
- ブラシや手ぐしで髪の絡まりをほぐす
- ナノケアの電源を入れ「TURBO」か「DRY」を選択
- 髪全体に温風をあてる
- 9割ほど乾いたら温冷リズムモードでツヤのある髪に
手順4のポイント
手順5のポイント
クサい!?実際にナノケアを使ってみた口コミ
シャワーを浴びてタオルで髪の水分を拭き取って、いざナノケア電源ON!温風が勢い良く出ます!
しかし、温風のニオイが…クサい…新車の車のようなニオイがします。新品なので仕方ないですが、管理人はあのニオイが苦手なので臭いがなくなるまでは我慢が必要ですね。
ただ、ニオイを我慢しながら髪を乾かしていてもわかるくらい旧ドライヤーとの違いを確かに感じました。まず、感じたのが温風の温度があまり高くないということ。こんな温度で乾くのか?と言うくらいの温度だったので何度かモードを確認してしまいました。しかし、不思議なことに温度は低いにもかかわらず乾くのがムチャクチャ早い!あっという間に濡れていた髪が乾いてしまいます。
ナノケアの説明書には使用後に髪や地肌のしっとり感が違うと書かれていました。髪を乾かしてみると確かに髪や地肌がしっとり…
…しません。(´Д` )※
確かに今までのドライヤーより低音なのにもかかわらず早く髪を乾かすことができ速乾性に関しては実感できましたが、ナノイーによる髪や地肌のしっとり感はイマイチ実感できませんでした。ただ、速乾性以外にも旧ドライヤーとの違いがいくつかありましたので私が感じた違いをご説明します。
※【追記】髪や地肌への効果について下記に追記してます。
そもそも「ナノイー」とは?
「ナノイー」とは簡単に言うと水です。水と言っても電圧を加えてかなり小さくなっていて、スチームの蒸気などギリギリ目に見える水のさらに1/100くらいの大きさになっています。このナノイーと同時に吹き出し口から出ている「ミネラルマイナスイオン」が髪に浸透することにより艶やかでしなやかな髪に仕上がります。
ナノケアから放出される水(ナノイー)の水は空気中から集められるため、湿度の低い環境では空気中の水が足りず「ナノイー」が生成できずナノケアが本来の力を発揮できないことがあるそうです。
ナノケアと旧ドライヤーの違い
ナノケアドライヤーを実際に使ってみて旧ドライヤーとの違いをまとめてみました!
- 重さが軽く、吹き出し口を振った時の遠心力も少ないため腕が疲れにくい
- 風量が多いから早く乾く
- 温度が高過ぎないためヤケドの心配がない
- 【追記】使い続けることで効果を実感できる
違いがわかったところで、なぜこんなにも違いが出るのかを調べてみました。
1.ナノケアは腕が疲れない絶妙設計!
ドライヤーで髪を乾かしている間は腕を上げていなければならないため時間がかかると腕がとても疲れてしまいます。私も旧ドライヤーの時は乾くのが遅い上にそこそこの重量があったため髪を乾かし終わった時には腕がパンパンになっていました。しかし、ナノケアを購入してからは乾燥中の腕がだいぶ楽になりました。
旧ドライヤーとナノケアの重量の差はほんの少しですが、長時間の乾燥においては大きな差になります。また、ドライヤー本体の長さが短くなったことにより、ドライ中にドライヤーを左右に振ったときの遠心力が減り腕への負担が軽減されました。
2.風量が多いから早く乾く!
ナノケアは今まで使用していたドライヤーに比べて風量が多く、重なった髪の奥まで温風が届くため以前に比べて髪が早く乾貸せるようになりました。さすがは速乾性ドライヤーと言ったところです。時間に余裕のない朝は本当に助かります!m(_ _)m
3.温風の温度が高過ぎないから火傷の心配もなく安心!
以前のドライヤーはかなりの高温になるためしばらく同じ箇所を当て続けると「アチッ!」となることが度々ありました。特にネックレスやピアスなどを身につけている時は金属が高温になり火傷することがありましたが、ナノケアを使い始めてからはヤケドの心配も無くなりました。
口コミでもナノケアは高温にならなくても早く乾くとありますが、それはナノケアの速乾ノズルによって毛束をほぐしながら乾燥することができるからです。この速乾ノズルにより温風が高温にならなくても髪を乾かすことができるのでヤケドの心配がなくなるだけでなく髪への負担も少なくなります。
4.【追記】使い続けることで効果を実感出来る!
ナノケアを使い始めたばかりの頃は「速乾性」や「腕の疲れ」以外は特に変化を感じませんでしたが、ナノケアを使い始めてから1週間経つくらいまでの間で徐々に効果を感じるようになりました。
まず、はじめに感じた効果が髪が乾いた後の髪と地肌のしっとり感です。今まで使っていたドライヤーは髪を乾かした後はなんとなく髪と地肌がパサパサした感じがあったのですが、毎日ナノケアを使っているうちに髪を乾かした後になんとなくしっとりした感じがするようになりました。そこまで大きな違いではないのですが、確かにかすかなしっとり感を感じます。
ちなみに上の画像はパナソニックが行った2週間に及ぶ試験結果の画像ですが、2週間でこれだけの違いが出るなんて驚きですね!
パナソニックのドライヤー「ナノケア(EH-NA98)」のまとめ
はじめはナノケアの速乾性のみに期待して購入しましたが、まさか地肌や髪にこれほどの影響が出るとは思っていなかったので本当に驚きです。(比較対象の旧ドライヤーがショボ過ぎたのもありますが…笑)
ドライヤーは毎日必ず使うものですので1日単位では小さな違いでも毎日毎日繰り返し使うことによって差は大きくなり、年単位では見違えるほどの違いになります。
最近では若い女性でもおばさんのようなボサボサの髪をした女性もいますが、こういった積み重ねで差が出るのかもしれませんね。いつまでもツヤのある若々しい髪でいれるのであれば多少高額でも良いドライヤーを選んでも悪くないのではないでしょうか。むしろ、髪質を考えれば値段以上の価値はあると思います。だからこそ、これだけの人気があるのです。
3種類の「ナノケア」はどれがおすすめ?
パナソニックの人気ドライヤー「ナノケア」には「EH-NA98」と「EH-NA58」と「EH-NA28」の3種類が用意されています。見た目にも明らかな違いがありますが、3種類のどれが良いのでしょうか?それぞれ比べてみたいと思います。
この表は「eh-na98」「eh-na58」「eh-na28」のスペックの違いを簡単にまとめた内容ですが、これ以外にも多少の違いがありますが、もちろん一番性能が良いのはEH-NA98です。当然、価格も一番高いです。
まず、一番の違いが選べるモードの数です。当記事で紹介した「温冷リズムモード」や「スカルプモード」「インテリジェント温風モード」「スキンモード」などのモードは下位2モデルには搭載されていません。また、温風の温度にも大きな違いがあります。
ナノケア各機種の温風の温度
- 【EH-NA98】125度
- 【EH-NA58】80度(海外では95度)
- 【EH-NA28】110度
実際に電気屋で下位モデルも試してみましたが、ぶっちゃけ下位モデルは温風の温度が低過ぎます。上で説明した通り、ただでさえ一般的なドライヤーより温度が低く感じるナノケアが、これ以上温度が低くなってしまうとせっかくの速乾性が損なわれてしまうと思われます。
ナノケア各種の風量
- 【EH-NA98】1.3 m3/分
- 【EH-NA58】1.2 m3/分(海外では1.4 m3/分)
- 【EH-NA28】1.3 m3/分
続いて風量ですが、数値を見る限りでは各モデルに大きな違いが無いように感じますが、実際に使ってみると全く違います。下位2モデルの差は微々たる差ですが、上位モデルの「EH-NA98」は下位2モデルと比べて明らかにパワフルです。そして、その理由は吹き出し口のサイズにあります。
上位モデルの「EH-NA98」は速乾ノズルが内蔵されているため下位2モデルと比べて吹き出し口が狭くなっています。それにより吹き出し口から同じ風量が出ていても風速に明らかなパワーの違いが生まれます。
パナソニックの「ナノケア」おすすめは断然「EH-NA98」
海外で使う予定があるのであれば「EH-NA58」でも良いとは思いますが、機能面に加えて"風量"や"温度"などを考慮するとナノケアを購入するのであれば「EH-NA98」が絶対的におすすめです。
下位モデル2つには髪質に影響のあるミネラルマイナスイオン機能も搭載されていないのも痛手です。値段は多少高くはなりますが、それ以上の価値はあるかと思います。その分ネットを使って1円でも安く買いましょう。
上位モデルであれば色も3色から選ぶことができます。(下位2モデルは2色)
私が調べた限りではアマゾンの下記リンクが「ナノケア」を最安値で買えます。ただ、私が購入した時はすでに3色中2色が売り切れていましたので、色を選べるほど残っているかは不明です。すぐに売り切れてしまう人気商品ですので、在庫があるようであれば迷わず購入することをおすすめします。
以上、パナソニックのドライヤー「ナノケア(EH-NA98)」のレビューでした!( ´ ▽ ` )ノ
↓ナノケア本体の色はリンク先から選べます!