リデンシルという育毛成分をご存知でしょうか?
リデンシルは、2014年に開発された新しい育毛成分で、日本国内でも2015年からスカルプエッセンスの中に配合されるようになりました。そして、最も新しいリデンシル配合のスカルプエッセンスが今回ご紹介する「リデン」という商品です。商品名からしてリデンシルをかなりプッシュしていますね。
「リデンシルという成分の効果に期待している」という方にとって、かなりお勧めできる内容となっています。
今回の記事では、その「リデン」を実際に使用した口コミをお伝えしようと思います!
育毛剤リデン開封!
注文したリデンが到着しましたので、早速開封レビューしていきたいと思います。
2016年12月発売開始の新育毛剤
開封レビューの前に、「そもそもリデンとは何なのか?」と考えている方のために、簡単にリデンという育毛剤を紹介したいと思います。リデンは、2014年に開発されたリデンシルという成分を主成分とした育毛剤です。これまでにもリデンシルを配合している育毛剤は販売されてきましたが、明確な配合量を公開しているものは少なく、さらにその多くはキャピキシルとリデンシルを同時配合するという形で、キャピキシルの育毛効果に頼る形になっており、リデンシル特化型の育毛剤は、ありませんでした。
その点、このリデンという育毛剤は、リデンシルを主成分にしているので、その自信のほどが伺えます。2016年12月に発売が開始された、現段階で最も新しいリデンシル配合の育毛剤です。
高級感のある外箱
リデンの箱はこんな感じです。とても高級感があります。
箱の裏側には、使用方法や使用上の注意点、成分などが書かれています。
気になるのは商品名の下に書かれた(養毛料)という文字です。この養毛料とはどのような意味の言葉なのでしょうか。育毛剤とは何かが違うのでしょうか。
養毛料とは
実は、一般的に育毛剤と呼ばれている商品は、医薬品と医薬部外品と化粧品という3種類に分けられます。
日本国内で医薬品として一般販売されている商品は大正製薬のリアップシリーズのみです。その他の育毛剤はすべて医薬部外品か化粧品に分類されます。そして商品ジャンルとして「育毛剤」という言葉を正式に使っていいのは医薬部外品のみです。育毛効果のある化粧品も、一般の方には育毛剤と呼ばれます。しかし、化粧品は育毛剤という言葉を薬事法の関係で使用することができません。そのため化粧品分類で販売されている、育毛を目的とした化粧品はこのように「養毛料」であったり、「スカルプエッセンス」であったりといった名称で販売されることになります(今回の記事では、化粧品ジャンルであるリデンも、便宜上育毛剤と呼びます)。
化粧品と医薬部外品であれば、医薬部外品の方が育毛剤としての効果が高そうに感じるかもしれませんが、一概にそうは言えません。
医薬部外品扱いになっているということは、厚生労働省が、その成分を認可し、高い安全性と緩やかな育毛効果を認めたということの証明になります。しかし、厚生労働省がその成分を認可するためには、非常に長い時間がかかるため、新しく開発された育毛成分は医薬部外品として販売することができないのです。つまり、高い効果が期待できる最新の育毛成分はどうしても化粧品ジャンルでの販売にならざるを得ないというのが現状です。このリデンに配合されているリデンシルも、そのような意味で化粧品ジャンルで販売されている成分の代表的なものです。しかし、公式サイトを見るとリデンは現在医薬部外品としての認可を申請中のようですので、時間はかかるかもしれませんが、ゆくゆくはこの商品も医薬部外品扱いになるかもしれません。そうなればこの箱の裏側の表記も育毛剤というものに変わるでしょう。
配合成分
配合成分はこちらです。
リデンシルが主成分として配合されているにもかかわらず「リデンシル」という表記がありません。というのも、リデンシルというのは単体の成分を表した言葉ではなく、いくつかの成分を混ぜて売っている成分であるため、こういった成分表記の際にはバラバラに記載されるのです。ちなみに、リデンシルにあたる成分は、
セイヨウアカマツ球果エキス
チャ葉エキス
グリシン
ピロ亜硫酸Na
塩化亜鉛
の5種類です。
本体ボトルも高級感あり
箱から本体ボトルを取り出してみると、箱と統一されたデザインのボトルが出てきます。
ダークブラウンにゴールドで文字が刻印されており、非常に高級感があります。形も特徴的で、下側が膨らんだ円筒形のような形になっています。茄子のような形、というとイメージがあまり良くないかもしれませんが、私はぱっと見た瞬間、茄子をイメージしました。
ちなみに、この商品のロゴマークはがRとDの文字が円の中に入り記号化されています。「REDEN」のRとDなのでしょうか。
・育毛剤リデンはリデンシル3%配合の育毛剤
・2016年12月販売開始の新しい育毛剤
・化粧品グレードで販売されている
リデンシルとは?
では、このリデンの主成分であるリデンシルという成分は、どのような効果を持っているのでしょうか。
最新のプレミックス育毛成分
リデンシルは、2014年にスイスのインデュケム社という会社が開発した、プレミックス成分です。プレミックス成分というのは、いくつかの成分が組み合わされて、ひとつの成分をなすというタイプのものです。ホットケーキミックスや、たこ焼き粉などを想像してもらうとわかりやすいのではないでしょうか。
リデンシルが2014年にドイツのハンブルグで開催された。世界規模の化粧品展示会であるインコスメティクスでシルバーアワードを受賞しました。2011年に「ミノキシジルの3倍の毛髪成長作用がある」として話題になったキャピキシルという成分がブロンズアワードだったということを考えると、かなり期待が持てる成分だと言えます。リデンシルの中には、セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛という。5つの成分がミックスされて作られていますが、その中にはEGCG2と、DHQGという2種類の成分が含まれています。この2つの成分が、とリデンシルのもつ育毛効果の影になっています。
脱毛抑制のEGCG2
EGCG2は、正式名称を没食子酸エピガロカテキングルコシドといい、頭皮が炎症を起こす原因となるインターロイキン-8を抑制するため、炎症を抑制する作用があります。頭皮が炎症を起こすと炎症が発症している箇所の毛髪は抜けやすくなりますので、頭皮環境を整えるという意味と、脱毛を抑制するという意味で効果のある成分です。
発毛促進のDHQG
DHQGは正式名称をジヒドロケルセチングルコシドと言って、インデュケム社が特許を取得した分子です。幹細胞を刺激し、毛乳頭の細胞分裂を活性化させます。全ての毛根には、「バルジ領域」と呼ばれる幹細胞の生まれる場所が存在します。幹細胞は、その後毛根の奥へ移動し、毛母細胞へと成長してく元となる細胞です。DHQGはこの部分に作用することによって、新しく髪の毛になる毛母細胞を生み出し、さらに代謝促進効果によって退行期や休止期の短縮を期待することができます。
その他の成分
リデンシルに配合されているその他の成分も育毛には効果的な成分ばかりです。まず、亜鉛は髪の毛の原料となるケラチンタンパク質を生成する働きを持っています。どんなに発毛が促進されたとしても材料がなければ髪の毛は成長しません。また、グリシンも細胞の代謝を正常に保つ働きを持っています。これらの成分が効果的に掛け合わされることで、生まれたのがリデンシルなのです。ではリデンシルを使用することで、具体的に髪の毛にどのような効果が現れるのでしょうか。
ヘアサイクルを正常化する!
髪の毛にはヘアサイクルというサイクルが存在します。ヘアサイクルの考え方では、髪の毛が生え始めてから抜け落ちるまでを3つの期間に分けています。まず髪の毛が生まれてから成長がストップするまでの時期を成長期といいます。その名前の通り、とにかく成長が続きます。一般的な男性は3年から5年程度成長期が続きます。その後、毛母細胞が死に、角化現象が起こる、退行期という期間が2週間あり、その後完全に成長がストップし、髪の毛が抜け落ちるために、皮膚の表面にせり上がる、休止期という期間が約2ヶ月間訪れます。
リデンシルに配合されているDHQGは毛包幹細胞の働きを活性化し、毛母細胞を刺激することによって、休止期の状態でストップしている髪の毛の下から新たに新しい髪の毛を生やし、休止期の期間を短くするという働きがあります。つまり、一度抜けてしまったとしても、次々に新しい髪の毛を生やしてくれるという効果があるのです。
・リデンシルはEGCG2とDHQGの2種類の成分が育毛作用を発揮する
・EGCG2は脱毛を抑制する効果がある
・DHQGは発毛を促進する効果がある
・リデンシルは、ヘアサイクルを正常化することによって髪の毛が生える
育毛剤リデンを実際に使用した口コミ・レビュー
届いたリデンを実際に使用してみましたので、その使用感をレビューしてみたいと思います。
プッシュタイプのノズル
育毛剤のノズルには様々な種類がありますが、リデンのノズルはプッシュタイプのものになっています。
噴射の仕方は霧吹きのようなタイプではなく、ストレートに飛んでいくタイプです。
実際、ティッシュに吹きかけてみるとこのようになりました。
噴射前
噴射後
これはワンプッシュした時の様子です。かなり勢いが強いです。ティッシュが若干動いています。
香りや色は?
育毛剤で気になるのはその香りです。匂いによって周りに育毛剤をつけている事がバレてしまうという可能性があります。
リデンの臭いはどうかというと、残念ながらあります。
ただ、育毛剤の匂いでありがちな、漢方のような臭いや、メンソールの強烈な匂い、アルコールのツンとした刺激臭などではなく、育毛剤の中では珍しいミント系の匂いです。
私はこの匂いを嗅いだ瞬間、ロッテのグリーンガムを思い出しました。エチケットとしても使われる匂いなので、まわりに不快感を与えるということはないでしょう。ただし確実に「この人はミントの匂いがする何かをつけている」ということは、ばれてしまうでしょう。ただし、その匂いもつけてから10分も経てば収まってくるので、外出する直前につけたとしても、電車に乗って目的地に着く頃にはその匂いがおさまっているでしょう。
また、色は無色透明で若干の粘り気があります。個人的に育毛剤はあまりサラサラとした液体だと、塗布した際に液ダレが起きてしまうので、このリデンのように若干の粘度があるほうが使いやすいです。
頭皮につけてみると?
では、実際にリデンを頭皮につけてみるとどうだったかというと、その他の育毛剤にありがちなアルコールやメントールによるスースー感はそこまでありませんでした。配合成分を見ると、水の次にエタノールが記載されているため、アルコール成分は入っているのですが、あまり気になりませんでした。
また、先ほどお伝えしたようにやや粘度の高い性質の育毛剤なので、液ダレもしにくいという印象です。気になるとしたらやはりその強いミントの匂いでしょうか。嫌な匂いではないのですが、頭皮からやたらとミントの匂いがするというのは少し考えものです。
・ストレート噴射タイプのノズル
・ミントのやや強い匂い
・無色透明で粘度が高い
リデンの臨床実験の結果
リデンの公式サイトを見てみると、リデンと同じリデンシル3%配合トニックで行った臨床実験のデータが記載されています。このデータは絶妙に信頼性の高い内容になっています。
臨床試験の方法
18歳から70歳の男性26人を対象としている試験を行いました。
ハミルトン・ノーウッド分類という薄毛の進行状況示すスケールで、レベル3からレベル4の人を対象としています。このレベル3からレベル4というのは、頭頂部も前頭部もある程度薄毛が進行している、パッと見た段階で「薄いな」とわかるレベルの状態です。
ちなみに、レベル3がこちら
レベル4がこちらです。
これらの方に1日に1回ずつリデンシル3%配合ローションを使用してもらい、プラセボ使用者とその効果を比較しました。26名のうち半数の13名にはプラセボ、もう半分の13名にはリデンシルを使いました。
試験を行った季節は秋で、試験期間は84日間です。臨床実験としては、被験者の数が少なすぎるので信頼性のあるデータとは言い難いものですが、リデンシルの効果を測るためには一つの参考になるデータでしょう。
試験の結果
試験の結果は下記の図のようになっています。
成長期の毛髪率が9%増加し、休止期・脱毛期の脱毛率が17%減少しています。このデータの面白いところは、プラセボ使用者でもある程度効果が出ているという部分です。最初の1ヶ月だけを読めば、成長期の毛髪率の増加はプラセボの方が高いぐらいです。なぜこのようなことが起こるのかというと、2つの原因が考えられます。
ひとつはプラセボ効果といって、「育毛剤をつけている」という思い込みが実際に髪の毛を増やす結果になるというものです。もう一つは、条件を平等にするため、被験者に対して行われた洗髪指導など、ヘアケアに対する指導によって頭皮環境が向上し、成長期の毛髪の割合が増えたり、休止期の毛髪の割合が減少したりしたのではないでしょうか。
一般的にこうした育毛剤の実験結果は、もう少しプラセボとの差が大きかったり成長期の毛髪の増加量のパーセンテージが高かったりしますが、かなり控えめな数字となっています。
さらに、84日間使用したモニターのうち、71%が今後も自分で商品を購入して使用したいと答えたそうです。この71%という数字も、かなり控えめです。他の育毛剤のサイトなどでは、このような主観的なアンケートのような内容は90%を超えてくるのが普通ですが、71%というのはかなり現実的な数字といえるのではないでしょうか。この実験の結果だけを見ると、リデンシルの効果が驚くほど高いものではないと感じるかもしれませんが、それを公式サイトであえて大きく掲載しているというところが、逆に信頼性のおけるデータなのではないかという気にもさせられます。少なくとも7割以上がお金を出して自腹で購入して、使用し続けたいと思った育毛剤だということですから、高確率で納得がいく結果を出せるとも言えるのではないでしょうか。
・リデンの臨床実験の結果、成長期の毛髪率が9%増加し、休止期・脱毛期の脱毛率が17%減少した
・試験期間終了後、71%が今後も自分で商品を購入して使用したいと答えた
・極端に多い数字ではないので、信頼性が高い
その他のリデンシル配合育毛剤との比較
リデンシル配合の育毛剤には、その他にもいくつかの種類があります。いずれも化粧品カテゴリで販売されているもので、販売はこのリデンよりも古いものです。代表的なものにバイタルウェーブとDeeper3Dというものがあります。私はこのどちらも使用したことがあるので、主に使用感を比較していきたいと思います。
バイタルウェーブ
バイタルウェーブスカルプローションにはリデンシルと同時にキャピキシルが5%配合されています。
リデンシルの配合量が明記されていません。以前使っていたものがまだ残っていたので、写真を掲載します。
5%のキャピキシルと、2%の成長因子を配合し、その他にもガゴメ昆布フコイダンや。タケノコ皮エキス、りんご幹細胞などと、様々な成分が配合されています。また、CIP設計といって、浸透ブースターが肌のバリアをすり抜けて、角質層まで到達するという独自設計になっています。
ノズルがスポイトタイプになっており、一滴ずつ頭皮に垂らしていくスタイルになります。色は白色で、臭いは爽やかなスポーツドリンクのような臭いがします。液体は非常にさらさらとしたタイプなので、液ダレが起こりやすい印象があります。
ちなみに、私はこちらを3ヶ月程度継続して使用しましたが、確かに少しずつ産毛が生えてきているという印象を受けました。ただ、ミノキシジルの方が効果が期待できそうだったので、現在はそちらを使用しています。
Deeper3D
Deeper3Dも、過去に私は使用していた経験があります。
バイタルウェーブと同様、5%のキャピキシルと5%のリデンシルが配合されています。さらに、8種類の成長因子や、モンゴロイド3大伝承成分、保湿保護成分など、とにかく贅沢に成分を配合している育毛剤です。リデンシルが配合されている育毛剤の中でも、もっともリデンシルの配合量が多いのがこちらのDeeper3Dです。配合成分が豪華である分、価格も高くなっています。また、姉妹商品にDeeperバリアスルーというものがあり、こちらを使用することによって、頭皮に育毛剤が浸透しやすくなります。
残念ながら手元にもう容器はないのですが、かなり強いメントールの匂いがしたのをよく覚えています。また、付けた際にかなり頭皮がスースーとして夏場は涼しくて良いのですが、冬場は寒いと思います。配合成分は非常に高価で、期待していたのですが、比較した結果、バイタルウェーブの方が産毛の生えた量が多かったです。
・リデンシルの配合量はDeeper3Dが5%で、リデンが3%、バイタルウェーブは非公開
・価格は、定期購入を利用した場合リデンが最も安く、次にバイタルウェーブ、最も高いのがDeeper3D
・個人的に比較した結果はDeeper3Dよりもバイタルウェーブの方が効果があった
育毛剤リデンの最安値は?
リデンを購入しようと考えた場合、やはりできる限り安く購入したいですよね。そこで、リデンを最も安く購入できる方法をお伝えします。
販売は公式サイトのみ
リデンは新しい育毛剤ということもあって、Amazonや楽天といった大型のインターネットショッピングサイトでは販売されていません。購入するためには、公式サイトから注文する必要があります。ボトル1本120mlで30日分のものがメーカー希望小売り価格1万2800円のところ、初回限定で9800円となっています。さらに、現在特別キャンペーンで、定期購入をした場合、45%OFFの6980円、さらに送料無料で購入することができます。
リデンには全額返金保証制度が存在しますが、条件をよく見ると「注文日から7日以内」という鬼のような速さで期限が来てしまうので、効果を実感するどころか、到着して、つけ始めてから数日というタイミングで判断する必要があります。一般的には商品が到着してから30日や45日が多いので、リデンの返金保証制度を利用するのは、よほど肌に合わず初めてつけた段階で頭皮に異常が出た場合などでしょう。
・リデンは公式サイトでしか購入できない
・定期購入で45%OFFになる
・全額返金保証制度は「注文日から7日以内」という短期間設定
育毛剤「リデン」の口コミと評判のまとめ
育毛剤リデンは、期待の育毛成分であるリデンシルを3%配合した。化粧品扱いの育毛剤です。臨床実験の結果、被験者の71%がモニター期間終了後も商品を購入し続けて使用を続けたいと答えています。さらに、臨床試験の結果71%の人がモニター期間終了後も自分で商品を購入して使用を続けたいと答えています。様々な育毛剤を試した結果、髪の毛が生えなかったという方は、2014年に開発された最新の育毛成分リデンシルを主成分とした育毛剤リデンを使用してみてはいかがでしょうか。