みなさんから出来上がった記事をチェックしている中で共通の間違いをされている方が多くいます。原因を調査していた結果、この間違いは私のマニュアルの内容を読み違えていることに原因があることがわかりました。
ここではまず先日までのマニュアルの内容をご覧いただき、このマニュアルに対する正しい解釈の仕方を説明します。
以下、先日までのマニュアルの内容
GINLOGは商品のレビューと商品の紹介文を混ぜ合わせた記事構成を基本としております。記事の中に商品を使った感想の他に説明書きを交えながらこの記事内で商品の全てがわかるような内容を作ります。
文字数は少ないもので3000程度多いもので1万文字程度になります。1商品に関してどのサイトよりも詳しくわかる内容を目指してください。
レビュー記事とは?
レビュー記事は商品を使った感想、例えば味や色、においなど自分の感じたことを記事にしたものです。
例えば下記の記事では前書きと最後のまとめの部分以外は全てレビューとなっていますのでレビューが中心の記事です。
http://niki-beauty.com/review/lunamerac.html
上の図はリンク先のニキビのサイトを抜き取ったものです。青い矢印がレビューの部分、赤い矢印がそれ位以外の部分です。ご覧の通りレビュー部分が大半を占めています。
GINLOGのレビュー記事の構成
先のニキビの記事はレビュー内容はとても参考になるものです。しかし、GINLOGではこのレビューに説明文を混ぜたものを執筆していただきます。GINLOG内の記事を例にあげてご説明します。
一方のGINLOGのレビュー記事ではレビューの合間に機能の説明や使い方、性能などを挟み内容をより深いものにしています。また、最後の方ではナノケアの中でもオススメを表を用いて説明することによりこの記事を見たユーザーは機種まで絞り込むことができます。
あとは価格を比較してあげればこの記事内で機種の選択から価格の比較までを完結させ顧客を他のサイトに逃がすことがなくなります。
ポイント
↑以上、先日までのマニュアルの内容
間違った解釈
ここからはライターさんからのヒアリングや仕上がった記事を拝見したときに気づいた間違った解釈に関して説明します。
1.比率は関係ありません
前マニュアルの画像では青い矢印と赤い矢印を使ってレビューの部分と説明の部分を分けました。これに関してGINLOGではレビューを少なくして説明を多くすると理解している方や比率で見ている方がいらっしゃいますがそれは間違いです。画像を見る限り、GINLOGでは説明の部分が5割弱ありますがそれらをルール・テンプレ化する必要はありません。
GINLOG内の記事はあくまでもレビューが主役であり、説明はユーザーの理解を補うための補足に過ぎません。しっかり理解できる記事であればレビュー9:説明1という比率でもなんの問題もありません。むしろ、レビュー部分を厚く買いた方が評価が高い記事になりやすいと言えます。
2.「説明」は紹介文ではありません
ランサーズやクラウドワークスで活躍してきたライターさんの中には紹介文の作成を中心に執筆活動をされてきた方も多くいらっしゃることと思われます。そういった方に共通するのがレビューではなく紹介文や宣伝文を作ってしまうことです。
下記の内容は実際にライターさんから提出された内容です。
すやねむカモミールは大人も子どもも飲めるハーブティーです。子どもも飲めるようにするということは安心安全でなければなりません。そうでなければママ達は絶対に!購入はおろか、試してみることもないでしょう。わたしならどれだけ安くても試しません。すやねむカモミールはそんなママ達のこだわりに答えてくれます。そんなこだわりの一部をご紹介します。
この一文で紹介文臭さが出ているのが後半です。「すやねむカモミールはそんなママ達のこだわりに答えてくれます。そんなこだわりの一部をご紹介します。」
めちゃめちゃ宣伝してますよね?ユーザーに疑似体験させるレビューではこのような記事にはなりません。私なら下記のように書きます。
「すやねむカモミールはそんなママ達のこだわりに答えてくれているのでしょうか?不安に感じた私がすやねむカモミールは本当に子供に与えても問題ないものなのか徹底的に調べてみました!」
このように書けば紹介文臭さがなく次につなげることになりますし、読んでいるユーザーの共感も得られます。
なんども言いますが買って買って感を出すとユーザーは離れます。人はモノを売られると買いません。モノを売るのではなく説明します。サイトに訪れたユーザーはあなたの説明を読み、商品に理解を深めた上で必要性を感じれば「買ってくれ」と言わなくても勝手に購入ボタンを押します。
シンプルに考えると「レビュー部分」+「ツールデータ反映部分」
当サイトの構成を難しく解釈される方がいますが、内容は大きく分けて「レビュー部分」と「ツールデータ反映部分」の2つですので実はとてもシンプルです。
細かく分けても下記の4つに分類されます。
- 前書き
- 商品を使いながらレビュー部分(自分の感想や意見)
- ツールデータの内容を反映したトピック
- まとめ
ツールの内容を反映したトピックとは?
ツールデータの内容はユーザーがその商品に対して知りたい内容です。定番は「アマゾン」「楽天」といった価格比較やどこで買えるかといった内容です。それ以外にも「副作用」や「使い方」「サイズ」「妊婦」「成分」「効果」などが商品ごとに内容が変わってきます。
【参考】管理人の記事執筆の流れ
参考までに管理人が1から記事を作成する手順を紹介します。そのまま真似しても構いません。各項目ごとにもっと細かく知りたいという方はご連絡ください。
- ネットで良い口コミと悪い口コミを集め、一言に要約して羅列する。(自身執筆記事全共通)
- 1の口コミの感想や考察を書く(自身執筆記事全共通)
- レビュー開始(ネットの口コミと比較しながら書く。「ネットの口コミでは〇〇という意見が多かったが自分で試したら〇〇だった。」など)
- ツールデータを反映したトピックを足す
- 価格に関する部分を書く
- まとめを書く
基本的に管理人はこの方法で記事を執筆しています。(たまに例外があります。)
この方法で書いたのがよくわかるのがフットクリアの記事です。
フットクリアに関してのツールデータは下記のようになっていました。
- 口コミ
- 効果
- 使い方
- ドラッグストア
- 楽天
- アマゾン
- 店舗
- どこで買える
- 価格
- 公式
内容はもちろん、H2などの見出しも上記のキーワードを含んだ内容で作っています。実際の記事の見出しは下記の通りです。
- 【H2】まずはフットクリアの口コミと評判を集めてみた!
- 【H3】フットクリアの良い口コミと評判
- 【H3】フットクリアの悪い口コミと評判
- 【H3】フットクリアの口コミは「星5」1394件:「星1」49件と圧倒的に良い!
- 【H2】ようやくフットクリアが届きました!
- 【H2】フットクリアの正しい使い方
- 【H2】フットクリアをテーブルに出してみた!
- 【H2】右足のみにフットクリアを使ってみた!
- 【H2】靴の中にフットクリアを広げるコツ
- 【H2】フットクリアを使った靴を履いてみた!
- 【H2】フットクリアを使うと中敷や靴下は白くなるのか?
- 【H3】粉の残りやすさをメーカに電話で聞いてみた!
- 【H2】実際に使ったフットクリアの効果
- 【H3】【追記】臭いの経過報告(一週間後)
- 【H2】フットクリアで効果が出ないときの原因と対策
- 【H2】フットクリアはどこで買える?アマゾンや楽天、公式販売店の価格を調査!
- 【H3】薬局やドラッグストアの価格
- 【H3】アマゾンの価格
- 【H3】楽天か公式サイトかどっちがお得?
- 【H2】フットクリアの口コミと評判のまとめ
上記を見ていただければツールのデータのほとんどが網羅されていることがわかると思います。
これに私が徹底的に意識しているのが他のサイトに載っていない情報を入れることと自分の意見や感想、想いなど(一次情報)をしっかり盛り込むことです。Google内に無い情報を載せることはランキングの評価に大きく影響します。
ちなみにフットクリアの記事を作成するにあたってライバルサイトは全く見ていませんし、公式サイトもほとんど見ていません。
その他よくある修正対象の例
GINLOGのメインターゲットは「商品名+口コミ」
まず先に伝えておきますが当サイトで第一に上位表示したいキーワードは「商品名+口コミ」です。これの次に来るのが「商品名+効果」であったり「商品名+評判」となります。
「効果」や「評判」など2番目以降のキーワードは商品によって変わります。ツールデータから読み取って下さい。
ターゲットのズレ
先のメインターゲットを前提に記事を執筆していただいておりますが、まれにターゲットがそれ以前の段階へとずれてしまっている場合があります。
ターゲットのズレに関してわかりやすいように例をあげて説明します。
例えば「コンクール、口コミ」で検索上位を狙いたいとしましょう。※コンクールはマウスウォッシュの商品名。
その場合は、「口臭に悩んでますよね?」→「口臭の原因とは?」→「それに効く成分とは?」→「コンクールにはその成分が含まれている」→「だからコンクールは口臭予防にいいんです」といった情報や流れは不要です。
冒頭で共感するなら、口臭ではなく、「コンクールって高いし、本当に効果があるのか気になりますよね?」「コンクールって評判はいいけど歯が黄ばむっていう噂が気になりませんか?」という風に「コンクールを実際に使った人の口コミを知りたい読者」への共感になります。
そして本文では、「コンクールの代表的な口コミと実際の使用感を徹底比較(例:歯が黄ばむことはなかった、など)」「購入しなければわからなかったメリットやデメリットの記述(例:爽快感はない、歯医者みたいな匂い、持ち運びやすいサイズ、など)」をメインで書きます。
成分とかについてあーだこーだ言っても専門家ではないので説得力ないし、それは公式サイトでやってるのでそれ以上のクオリティにはならないため意味がありません。
素人が勝とうと思ったら「主観・体験をいかにうまく、読者と同じ視点で伝えられるか」が大事です。
「よく言えば、いかに臨場感溢れる擬似体験をしてもらえるか。悪く言えば、いかに読者の人柱(先回りして失敗)になれるか」です。
多くの商品では商品名についで「+口コミ」がボリュームの多くを占めていることから「商品名+口コミ」で上位表示できれば「商品名」でも上位表示しやすくなります。逆に「商品名+口コミ」で上位表示できていない記事は「商品名」でも上がりにくい傾向にあります。